タイ政府は、緊急事態や災害発生時、携帯電話を通じてメッセージを送信する新警報システム(Cell Broadcast Service:CBS)を、来年初頭にタイで初導入する。
タイ政府広報局によると、首相府のチャイ報道官は6日、訪タイ外国人を含む災害発生地域の携帯電話利用者に、タイ語・日本語・英語・中国語・ロシア語の5カ国語で、安全に関する警報を送信すると述べた。バンコク・ポストによると、アプリをダウンロードする必要は無く、警報は画像と音声で表示する。警報は5段階。
CBSは、デジタル経済社会(DE)省や国家放送通信委員会(NBTC)、通信事業社トゥルー、災害防止軽減局が共同で開発。トゥルーは先週、利用者を対象に運用試験を実施して成功していた。