タイ天然資源・環境省の公害管理局は24日、大気汚染物質PM2.5を削減する取り組みの一環として、製造から20年以上経過したディーゼルエンジン車両の検査を、通常の年1回から、2回へ義務化すると発表した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同局のプレヤーポン・スワナゲド局長は、バンコク首都圏のPM2.5排出量の51%は自動車によるもので、そのうち44%はトラックやピックアップトラックなどのディーゼル車が原因だと述べた。
その他の原因は、産業部門21%、家庭10%、野外焼却6%、その他12%。
プレヤーポン局長は、20年以上前に製造されたディーゼルエンジン車には、排ガス対策が施されていないと指摘した。