タイ財務省は、不良債権者が金融機関から融資を受けられるよう、現在は8年となっている国家信用情報機関(National Credit Bureau:NCB)のブラックリスト入り期間の短縮を検討している。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同省のピチャイ・チュンハバジラ大臣は29日、現行のブラックリスト入り5年間に加え、3年の記録保管期間は長すぎると述べた。リスト入りを1~2年、記録保管を3年に短縮するよう、省庁が法規定を検討中だという。
同氏は「期間短縮により、多くの人がより早く不良債権状態から脱却し、合法的な金融機関の融資を受けられるようになる。違法な貸し手への依存が減るだろう」と語った。