タイ北部チェンマイ県のチェンマイ動物園から脱走していたカンガルーが、30日午後3時頃、ドイ・ステーププイ国立公園の小川で死んでいるのが見つかった。
公共放送PBSの報道によると、カンガルーは29日午前8時頃に動物園から脱走。動物園や野生生物局の職員ら数十人が、30時間以上探索を続けていた。
カンガルーが見つかったのは、国立公園の森林にあるフワイチャンキアン滝の下流で、動物園から1.8キロメートルの場所。
バンコク・ポストの報道によると、動物園のウッティチャイ・ムアンマン園長は、カンガルーは誤って川に落ち、急な崖を登れなかった可能性があると述べた。カンガルーの身体にはひっかき傷はあったが、大きな傷や噛み傷は無かったという。