タイ国家経済社会開発評議会(NESDB)は28日、増加しているコールセンターギャングの電話詐欺について、2023年にアジアで最も被害を受けたのはタイだったと明らかにした。通話とSMSメッセージによる詐欺は7880万件で、前年より18%増加した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、NESDCのダヌチャー事務局長は、匿名の発信者を識別するプラットフォームWhoscallの年次報告書で、タイ人がアジアで最も被害を受けていたと述べた。次いで香港、フィリピン、台湾が続いた。
2023年にタイ人が受けた詐欺電話は2080万件で、1人当たり7.3件。詐欺SMSは5800万件で、1人当たり20.3件だった。