タイ自動車研究所(TAI)ワンロップ所長は、今回タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)を中心とした赤服集団の抗議行動過激化により、ASEAN会議中止等でタイ国内の信頼を失墜させたことから、現在タイに生産拠点を移動する検討していた企業が他国に変更する可能性を示唆した。
同所長は、「これまでタイは自動車産業の生産拠点としての自動車産業界から注目されていたが、先週末から政情が悪化したことで昨年末に続き再び信用を失墜させたことで企業が生産拠点を他国に設立することを検討する可能性がある。」と述べた。