タイ内務省は24日、全国で1000以上の大型屋外広告看板が違法に設置されていると発表した。暴風雨が発生しやすい雨季には、強風で倒れる危険性もあるため、対策を進めるという。
MGRオンラインの報道によると、同省の公共事業・都市・国土計画局(DPT)が各県と共同で、全国の大型看板を調査。同局のデータによると、全国で登録されている大型看板は1万2347枚。そのうち3600枚は3年ごとに当局による検査が義務付けられているが、点検済みは2400枚。1000以上の大型看板が期限切れで、更新されていないという。
ネイションの報道によると、同省のトライスリー・タイサラナクル報道官は、問題のある看板の所有者や設置者が、修理・撤去命令に従わない場合、関係当局から法的措置を受ける可能性があると警告している。