タイ外務省は17日、ガザで人質となっていた2人のタイ人が死亡したと発表した。
同省によると、在テルアビブ・タイ王国大使館が入手した証拠を元に、イスラエル政府の人質状況評価委員会が判断した。未解放のタイ人の人質は8人で、2人は2023年10月以降、ガザの人質としてリストに含まれていた。
現地タイ大使館はすでに遺族へ連絡。タイ政府は声明で、遺族に深い哀悼の意を表し、家族に必要なあらゆる支援を提供すると発表した。
タイ政府は、ガザに残された残り6人のタイ人を含む全ての人質の安全な帰国へ向け、人質の即時解放を改めて強く求めた。またガザにおける現在の人道的危機の解決に向けた交渉で、全関係者が最大限の努力を払うよう求めた。