タイ地元紙各紙によると、首相官邸付近にあるナンルーン市場で13日午後9時30分頃、タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)を中心とした赤服集団が同市場の占拠に乗り出したところ、同市場関係者らを中心とした集団の抗議にあったことから、赤服集団の一部が反発した市民集団に発砲しタイ人男性2人が死亡、数十人が負傷するという事件が発生した。
赤服集団は、同日都内各所で強制排除を進めるタイ軍と衝突し、双方に約100人を越える負傷者を出していた。
現在国内情勢が荒れてきているものの、アピシット首相はソンクラーン期間中で現在の問題を解決させるとしており、今後さらに積極的に強制排除を行われる可能性がある。