タイ商工会議所大学(UTCC)経済ビジネス予測センター(CEBF)が、子どもを持つ保護者向けに実施した「2024年の新学期に必要な費用」に関する調査によると、総支出額は前年比4.2%増の603億2262万バーツで、過去15年間で最高となった。項目別では、学用品が同43.1%増加しており、物価高の影響とみられる。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同調査は全国の1365人を対象に、5月1日から6日に実施した。
授業料支出は、回答者の59.9%が「学費が増額した」と答えた。支出額は昨年の1万9507バーツから平均2万5322バーツに上昇した。回答者の54.4%が「費用は十分ある」とした一方、45.6%は「十分ではない」と答え、クレジットカードや質入れ、借金で対応していた。