タイのテレビニュースチャンネル「ボイスTV」は、5月中にYouTubeやフェイスブックなどオンラインプラットフォームでの15年間に渡る営業を終了すると発表した。ボイスTVは、タクシン・チナワット元首相の家族が所有している。
公共放送PBSの報道によると、アナリストらはボイスTVの閉鎖について、タイ貢献党が政権与党になり、独自のメディア媒体を必要としない時期になったためと指摘している。
また元赤シャツ指導者のティダ・タヴォルンセス氏は、国民の間でボイスTVの影響力が低下しているとチナワット家が認識し、閉鎖を決定したと語った。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、ボイスTVは約100人の従業員を解雇するという。