タイ東部チョンブリー県の製氷工場からアンモニアが漏洩し、約140人が重軽傷を負った事故で、工業省のピムパッタラー・ウィチャイクン大臣は18日、同工場に設備の修理と5月20日までの閉鎖命令を出したと明にした。
カオソッドの歩道によると、ピムパッタラー工業相は、同県の産業部に対して管理強化を指示。産業部は製氷工場に一時業務停止命令を出した。アンモニア漏洩の原因となったパイプの破損を、技術者の監視下で修復し、5月20日までに産業部へ報告するよう指示した。
アンモニア漏洩事故は17日に発生。作業員や近隣住民など約140人が、嘔吐などの症状で病院に搬送された。現在も65人が入院中で、治療費は製氷工場が負担する。