タイから約1.8グラムの大麻を密輸しようとしたとして、名古屋税関中部空港税関支署は10日、専門学校生の日本人の男(23歳)を関税法違反で名古屋地検に告発した。
税関支署によると、男は3月21日、タイのチェンマイ空港を出発。22日に中部国際空港に到着した際、スーツケースの中の衣類やリュックサックの中の段ボール箱に、大麻約1.8グラムを隠して密輸入しようとした。男は調べに対し、自分で吸う目的で密輸入したという。
支署職員が旅具検査で発見した。男は2月13日に羽田を出発。上海経由でチェンマイを訪れていた。大麻は友人から購入したり、譲り受けたりして入手したという。