チェンマイ動物園(タイ北部チェンマイ県)が1日、改修を終え再オープンした。長さ133メートルの世界最長の水中トンネルが目玉で、珍しい海洋生物を間近に見ることができる。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、タイ動物園機構が2900万バーツを投入して改修。エアコンや安全な通路を整備し、80種類の海洋生物の水槽などをアップグレードした。
水中トンネルは海水魚エリアと淡水魚エリアに分かれており、長さはそれぞれ66.5メートル。サメやエイ、カメなどを観察できる。
同動物園を管理するマリンスケープ・タイランド社のナルタット会長は、「チェンマイ動物園水族館は観光名所であるだけでなく、海洋と海岸の保全に対する意識を高める学習センターでもある」と述べた。