マティチョンの報道によると、タイ・バンコク首都圏では20日夜、多くの地域で焦げたような異臭が漂った。世界の空気質監視サイト「IQエアー」によると、午後11時の時点で、バンコクの空気質は世界ワースト7位に上昇した。
15日にはチェンマイが世界ワースト1位になっていたが、20日夜の大気汚染物質PM2.5の数値は、バンコクがチェンマイを上回った。
火災の煙のような悪臭の報告があったのは、バンコクのバーンケー区、トンブリー地区(タラートプルー)、ラートプラーオ、メジャー・ラチャヨーティン(映画館)、チャトゥチャック交差点、ノンタブリー県のバンブアトンやパックレットなど。非常に強い刺激臭で、ラートプラーオで火災の発生を疑われるほどだったという。