タイ内閣は19日、野焼きを実施している国からのトウモロコシの輸入を禁止すると承認した。国内で問題となっている大気汚染対策の一環。各メディアが報じた。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、セター首相は閣議後、タイは周辺国の野焼きの影響を受けていると述べた。野焼きを行っている地域からのトウモロコシ輸入規制について、周辺国に通知するよう商務省に指示したという。
またセター首相は、15日にチェンマイの大気汚染が世界ワースト1位を記録したことについて言及。非常事態宣言を出さなかった理由として、旅行者と県内の経済への影響を懸念したためと説明した。