タイに帰国後、故郷のチェンマイ県を初訪問したタクシン・チナワット元首相は12日午後0時30分、同県メーオーン郡のフアイメーオン貯水池を家族と共に訪れ、両親の墓参りをした。タクシン氏は記者のインタビューに応じ、海外に滞在している間は墓参りができなかったが、今後は毎年来ると語った。
11日に寺院を参拝後、タクシン氏は背中に痛みがあると訴えていたが、12日の体調は良好だという。
またタクシン氏は、チェンマイで悪化している大気汚染について質問されると、タイ国内の農家は、高コストと低利益、農具不足の状況にあり、廃棄する農作物などを焼却することが大気汚染に繋がると理解しながら、他に選択肢が無いと指摘。焼却処分を減らすため、支援方法を検討する必要があると語った。