タイ社会開発・人間安全保障省のワラウット大臣は、人間安全保障緊急管理センター(HuSEC)が受け付けた2024年2月の相談件数が1万3817件だったと明らかにした。タイラットが報じた。
最も多い相談内容は「経済・生活」。2番目は「家族・暴力」で、前月の202件から218件に増加した。子供の被害者は122件。続いて多かった被害者は、高齢者と持病などを抱える人々だった。
相談者の多くはバンコク在住で、チョンブリー県とノンタブリー県が続いた。暴力事件が発生する原因として、貧困による仕事・収入不足からストレスが溜まり、ギャンブルや酒、麻薬に依存し、暴力につながったとしている。