首相府のチャイ報道官は3日、保健省が提案したアルコール飲料規制法案を閣議で承認したと発表した。プラチャーチャート・トゥラキットなど各メディアが報じた。
新法案は、施行から5年経った現行の2008年アルコール規制法について、時代の変化に合わせた再検討が必要だとの内容を盛り込んだ。
首相官邸で会見したチャイ報道官によると、保健省は現行法の一部条項について、曖昧で現状と一致していないとし、新法案を提案した。
またバンコク・ポストによると、内閣は保健省に対し、観光促進のための詳細を策定するよう要請。アルコール規制の緩和により、経済の重要なエンジンである観光を促進したい方針。
新法案では、アルコール含有量が0.5%以下の飲料は、アルコール飲料に分類しないと規定する。飲酒可能な場所や時間についても再検討する。