タイ旅行代理店連合(TTAA)チャルーン会長は、タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)を中心とした赤服集団がバンコクおよびチェンマイでの行動を過激化させていることで、観光シーズンであるソンクラーン期間中のチェンマイのホテル宿泊率が60%まで低下していることを明らかにした。同会長によると、例年同期間中のホテル宿泊率は満室に近い状態だという。
またタイ旅行業協会(ATTA)アピチャート会長は、世界金融危機により購買意欲を減退させている上、国内政情不安によりアジア圏の観光客を中心にタイへの観光意欲を減退させていると明かした。本日の赤服集団による集会で、何らかの暴動等が発生した場合、最悪来タイ外国人観光客数が目標の1400万人から1000万人を下回る可能性を示唆した。