タイのスリヤ運輸相は27日、バンコク北部の北バスターミナルで、年末年始の交通安全キャンペーンイベントに出席し、飲酒運転の厳罰化を支持すると述べた。カオソッド・オンラインが報じた。
飲酒運転禁止財団(Don’t Drive Drunk Foundation:DDD)は運輸省に対し、死亡事故を起こす飲酒運転の厳罰化を求めてきた。法案は同省が国家警察本部に提出し、検討を続ける。
DDDは、娯楽場の営業時間を深夜4時までに延長する政策について、経済の活性化につながると評価する一方、飲酒運転の増加は避けられないと指摘。交通事故発生時のアルコール検査の実施や、検査を怠る警察官へ罰則、3~10年の飲酒運転死亡事故の懲罰を12~15年に厳罰化すること、飲酒運転を容認した娯楽場経営者の責任を罰則化することを求めていた。