タイ証券取引所(SET)パタリヤ所長は、今年3月31日までにSETおよびmai市場に上場する企業のうち、08年の配当金を支払った343社の配当金総額が2096億6300万バーツとなったことを明らかにした。これによりSET及びmai市場の平均配当利回りが6.70%となったという。
最も配当利回りが高かった企業はKKCの40.58%。また配当利回りが10%以上だった企業が93社、20%以上だった企業が14社だった。
最も配当利回りが高かった業種は、工業の11.88%。次いで不動産・建設業の8.26%、テクノロジー業の7.30%だった。
同所長は、現在世界中の株式市場が低迷している中、これだけ配当利回りが高い市場は数少なく、投資家の目に魅力的に映るだろうと述べた。