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　タイ商務省貿易政策・戦略事務局（TPSO）が7日発表した11月の消費者物価指数（CPI、430品目、2019年＝100、速報値）は、前年同月比0.44％減の107.45で、33カ月ぶりの低水準となった。減少は２カ月連続。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。



　政府のエネルギー支援策による価格引き下げが影響した。特にディーゼルやガソホール91の価格が下落。豚肉や鶏肉、植物油も昨年より価格が低下している。

　生鮮食品とエネルギーを除いたコアCPIは104.52で、前年同期比0.58％増加した。

　１～11月の平均CPIは、前年同期比1.41％増。2023年のインフレ目標である1.0～3.0％の範囲内で推移している。

　商務省は、2023年のインフレ率を1.0～1.7％（中央値1.35％）、2024年はマイナス0.3％～1.7％（中央値0.7％）と予測。タイ経済の変動に伴い、再検討する。