タイ保健省疾病管理局は、11月の新型コロナウイルス感染症について、入院患者が増加傾向にあり、29日時点で2万4590人、重症者は3277人だと明らかにした。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
同局のトンチャイ博士は、前週の11月20~26日の新規感染者数は480人で、1日当たり平均69人だったと述べた。死亡者数は2人。前々週(13~19日)よりやや増加しているという。
乾季入りしたこの時期の感染者の増加は予測通りで、多くの患者の症状は軽症。ウイルスはオミクロン株だった。
一方、11月21日時点の、インフルエンザ感染者数は減少傾向。21日時点で40万4896人、死亡者26人で、感染者の多くは0~14歳の子どもだった。