タイ国政府観光庁(TAT)によると、タイ北部チェンマイ県のイーペン祭りを前に、ワット・ローク・モーリーで25日、日本のコーム(灯ろう)装飾500個が奉納された。祭り期間中、コームは境内を色鮮やかに彩っている。
灯ろうの奉納式典「500個のイーペンのコーム(灯篭)装飾」には、在チェンマイ日本国総領館などが参加。チェンマイ大学やランナー産業観光協会などが協力し、TAT主催で開催した。
境内に装飾された灯ろうの尾にあたる短冊は、大阪で開催されたイベント「#めっちゃタイやねん~Thailand,Part of Your Life~」「ツーリズムEXPOジャパン」や、佐賀・京都・名古屋のタイフェスティバルのイベント会場内で、来場者が願い事を書いたもの。タイへ輸送後、チェンマイで灯ろうに取り付けられていた。
式典では、ワット・ローク・モーリーに飾られた色とりどりの灯ろうに火が灯され、祭りの雰囲気を盛り上げた。灯ろうの展示は29日まで。
チェンマイではイーペンの季節に、寺院や家屋の入り口にコームやロウソクを飾る風習がある。