在タイ日本大使館によると、サッカーJ1鹿島や大宮を率いた石井正忠氏が、タイ代表監督に就任した。日本人がタイ代表監督に就任するのは、2019年7月から2年間務めた西野朗氏以来2人目。
石井監督は、2020年からタイのプロサッカークラブ、サムットプラカーン・シティFCで指揮を執り、2021年からはブリーラム・ユナイテッドFCの監督に就任していた。2022・2023年には、タイ・リーグ戦、タイFAカップ、タイ・リーグカップの全てで同クラブを優勝に導き、タイリーグ史上初となる2年連続3冠を達成した。
鹿島アントラーズによると、石井氏は千葉県出身。順天堂大学を卒業後、鹿島やアビスパ福岡で選手として活躍。1999年から鹿島のユースコーチに就任し、指導者として活動していた。