カオソッド・オンラインの16日付報道によると、米カルフォルニア州のザ・リッツカールトンホテルで会談した日本の岸田文雄首相とタイのセター首相は、ガソリン車の生産継続や両国のビジネスマンの入国ビザ免除について協議した。
報道によると、タイで高まる電気自動車(EV)需要について、セター首相は岸田首相に対し、「日本のガソリン車を見捨てない」と述べ、タイ国内での生産を継続できるよう協力するとした。過去30年間、日本はタイへ最も投資した国であり、お互いに助け合うべきだと述べた。
またセター首相は、両国間でビジネスマンがビザ申請をする必要はないと意見が一致したと話し、往来が便利になるだろうと述べた。滞在期間の制限については、「外務省が検討する」とした。12月に東京で開催される日ASEAN会議での合意を目指すという。
セター首相は岸田首相の招待に応じ、12月16日から18日まで東京を訪問。日ASEAN首脳会議に参加する予定だ。