タイ酒類業協会のタナコーン顧問は5日、セター首相やアヌティン内務相が発表した観光地の歓楽街の営業を午前4時まで延長する方針について、午前2時までに制限されている酒類の販売時間が変更されないことは問題だと述べた。
プラチャーチャート・トゥラキットの6日付報道によると、タナコーン顧問は、酒類の販売時間と営業時間が異なると、混乱を引き起こすと指摘。娯楽施設の経営者は、アルコールを販売せずに午前4時まで営業するのは意味が無いと話しているという。
タイ・レストラン協会のタニワン会長は、営業時間の途中でアルコール販売を終了すれば、来店客と争いになる可能性があると懸念を示し、午前4時まで営業する場合は、酒類も同じ時間まで販売する必要があると述べた。