タイ北部ラムパーン県の保健当局は18日、初のサル痘患者を確認したと発表した。海外への渡航履歴は無く、感染経路は不明だという。 同県保健当局のプラサート医師は、17日朝、サル痘感染の疑いのある患者を発見し、治療のため入院させたと明らかにした。患者の傷口から採取したサンプル検査の結果、18日にサル痘感染を確認したため、患者を隔離室に移したという。患者の初期症状は軽症。 当局は、血液や粘膜、性的接触で感染する可能性があるとして、警戒するよう呼び掛けている。