タイの首都バンコクの商業施設で発生した銃乱射事件で観光客が死亡した事件を受け、タイ警察は5日、銃規制に向けて関連法改正を目指すと明らかにした。
タイ外務副大臣は5日、外務省や法務省、タイ王立警察などによる省庁横断状況指令センター(SCC)会議を開催。公共エリアでの警察官の増員や、商業施設と連携した治安強化対策など、追加防止策を検討した。
デジタル経済社会省は、オンラインでの銃器入手防止を検討。携帯電話を通じた通報システムを早急に開発するという。
会議では、事件の被害者に対する支援と補償や、タイ渡航を希望する遺族の支援、青少年に起こりうる課題の監視と啓発策などについても協議した。