バンコク・メトロMRTを運営するタイ大量高速輸送公社(MRTA)は、パープルラインク全線(クローンバーンパイ駅-タオプーン駅)で、乗車賃の上限を20バーツに設定することを承認した。非接触カードのEMVチケット所有者が対象で、12月1日から開始する。
ザ・ネイションの報道によると、バンコク首都圏の全路線で電車運賃を20バーツに制限することで、国民の経済負担を軽減する政府の政策の一環。SRTレッドラインの一部はすでに20バーツ運賃を実施している。タイ政府はSRTに対し、年間8000万バーツの収入損失を補償する予定。
MRTは今回の措置により、年間収入約5億バーツの4割にあたる約1億9000万バーツの収入損失が生じると推定している。
報道によると、運賃上限が20バーツに設定された後も、最低運賃は14バーツを維持する。MRTAは今回の措置により、1日の利用者数が、現在の約5万6000人から17%増加し、約6万6000人になると予測している。
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