タイ政府広報局によると、地理情報・宇宙技術開発機関(GISTDA)は、10月1日に地球観測衛星「THEOS-2」を打ち上げる。2008年から利用しているタイ初の地球観測衛星「THEOS-1」の運用寿命が近いため、後継機として打ち上げる。
「THEOS-2」は、フランスのエアバス Defence and Space社が開発した。南米のフランス領ギアナのヨーロッパ宇宙基地に移送した後、打ち上げに向けて最終調整に入るという。
「THEOS-2」は、地理情報や農業・食品・水資源管理、災害対策、天然資源の調査などを目的に運用される予定。