タイ首相府のチャイ報道官は、国連総会出席のため訪米中のセター首相が、現地時間20日午前11時半、ニューヨーク市で世界最大の投資運用会社ブラックロックのラリー・フィンクCEOと面会したと明らかにした。タイ公共放送PBSの報道によると、同社はタイへの投資計画を示唆した。
報道によると、チャイ報道官は、タイにおけるBCG経済(持続可能な開発のための経済モデル)事業は総額3.4兆バーツにのぼり、5年後に4.4兆バーツまで拡大すると予測していると述べ、同社がタイのBCG事業に関心があることを示唆した。
ブロックロックの第2四半期の運用資産残高は、9.43兆ドルに拡大。タイバーツ換算では310兆バーツにのぼり、タイの年間国家予算の100倍に相当するという。