カオソッド・オンラインの19日付報道によると、タイ国政府観光庁(TAT)のターパニー総裁は、タイ政府が打ち出した中国とカザフスタンを対象にしたビザ免除措置(9月25日から2月29日まで)について、期間中に前年同期比62%増の288万8500人の中国人旅行者が訪れ、観光収入は最大約1400億バーツと予測している。
ターパニー総裁は、中国ではビザ免除についてネット上で盛んに検索されており、中国人旅行者から好評だと述べた。年末までに中国旅行者440万人の達成を目指す。
「Ctrip.com」など中国のオンライン旅行代理店のタイ旅行予約件数は急増し、特に個人旅行が延びているという。中国主要都市での航空券予約率は座席数の約90%、他の都市では約75%に達している。
一方、カザフスタンは、国営航空会社エア・アスタナが、プーケット・バンコク線を現在の週3便から毎日運航へ増便する。ターパニー総裁は、「カザフスタンからは年末までに、18万人の旅行者が訪れることを期待している」と述べている。