サウジアラビアのリヤドで10日から開催されている第45回世界遺産委員会は19日、タイの古代都市シーテープを、国内7カ所目の世界遺産に認定した。
マティチョン・オンラインの報道によると、委員会の定例会議にはタイ天然資源・環境省のチャトゥポン事務次官が出席。チャトゥポン氏は認定が決まると、世界遺産委員会や申請を提出したセター首相に感謝を述べた。外務省や国立公園・野生動物・植物保全局などの代表らも同行した。
タイ国政府観光庁によると、「古代都市シーテープ」は北部ペッチャブーン県に位置し、スコータイ王朝が興る以前の6世紀から11世紀に存在したドヴァ―ラヴァティー王朝の古代都市と推測されているという。