日本政府は13日、タイ北部ターク県メーソート郡で、子供のための教育センター建設計画に向け、スワニミット財団に総額334万5700バーツの支援を行った。
在タイ日本大使館によると、支援は草の根・人間の安全保障無償資金協力によるもの。新たな教育センターの建設で、ミャンマー移民の子供が安全にタイ語を学ぶ環境を整備する。
同財団は2010年設立。1995年に教育センターを開校した移民のための総合診療所であるメータオ・クリニックと共に、ミャンマーの子供を対象とした教育を実施している。
13日にChildren’s Development Center(CDC)教育センターで引渡式典があり、同財団のパティニー・スアンプラセート団長や、移民のための総合診療所であるメータオ・クリニックのシンシア・マウン氏、在タイ日本国大使館の田坂拓郎公使ら関係者が出席した。