前進党のピタ党首は15日、タイの憲法裁判所から議員資格を一時停止されていることを理由に、党首を辞任すると自身のフェイスブックに投稿した。今後も同党や支持者と協力し、政治活動を続けるという。
ピタ氏は投稿の中で、前進党が野党第1党になることが明確になったと述べ、現行憲法下では、野党の党首は下院議員であることが義務付けられているため、憲法裁判所から国会議員資格を停止されている状況では党首の役割を果たせないと述べた。
ピタ氏は党幹部らと協議し、新党首を選出することで合意。ピタ氏は「立場がどうであれ、政界から消えることなく、党や国民の仲間と共に仕事をしていく」としている。