プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、タイ商務省外国貿易局(DFT)は7日、スリランカ政府が8月14日に海外からのトラックや大型自動車の禁輸措置を解除したと発表した。スリランカは国内の経済問題を理由に、2020年3月から大型車両の輸入を禁止していた。
DFTのロナロン局長によると、スリランカ政府は国内経済が安定してきたため、輸入制限措置を段階的に緩和するという。大型車両の輸入を解禁したが、一般車両の禁輸措置は継続する。
同省は、タイ企業がスリランカへ輸出を再開する良い機会となり、トラックなど大型車両の輸出が増加すると見込んでいる。禁輸措置を施行前の2019年は、スリランカ向けトラック輸出額は3億6800万バーツ、バス輸出額は122万バーツに上っている。