プラチャーチャート・トゥラキットの8月31日付報道によると、タイのウィサヌ副首相は、国外逃亡から帰国して汚職罪などで実刑判決を受けているタクシン元首相が、国王に恩赦の申請をしたと明らかにした。
ウィサヌ副首相は申請を受理。手続きは関連機関に委ねると述べた。またタクシン氏は現在も警察病院で治療中だと語り、別の病院へ転院しているという一部報道を否定した。
ウィサヌ氏は現在、法務大臣代理も務めている。恩赦の手続きには、受刑者が刑務所の監守に申請することが必要。申請を受けた監守が矯正局へ送付し、法務大臣から首相、国王へ送られる。恩赦の許可が出る時期は国王の判断によるという。