タイラットの報道によると、29日午前11時頃、タイ東部チョンブリー県シーラーチャー郡のレームチャバン港内で、化学物質を保管していたコンテナから火災が発生し、爆発したと通報があった。
公共放送PBSによると、現場周辺にいた従業員178人が煙の影響を受け、7人が胸の痛みを訴えて病院に搬送されたという。
被害を受けた従業員は、MCロジステックスの154人と、トヨタ・モーター・タイランドの23人。
爆発したコンテナには有機過酸化物の箱が378個保管されていた。有害な黒煙が上がり、遠くから確認出来るほどの高さだったという。
火災は鎮火したが、周囲は強い臭気が広がっており、警察は現場への立ち入りを禁止。猛暑で化学反応が起こり、火災が発生した可能性があるとして調査している。