プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、タイの前進党は22日夕方に会見を開き、「主要野党として役割を果たす」と今後の方針を述べた。
前進党のチャイタワット幹事長は、セター氏の首相選出と、タイ貢献党を中核とした親軍政党を含む連立政権の樹立について、5月に実施された総選挙で示された国民の意思を裏切るものだと批判。クーデターによって構築された政治体制への降伏だと述べた。
またチャイタワット幹事長は、「いつか私たちは真の民主主義を実現する」と述べ、次の総選挙に備え、最善を尽くすとした。今後の前進党については、総選挙で投票した国民の声に応えるため、「積極的かつ創造的な主要野党として全力で役割を果たす」としている。