バンコク・ビズの報道によると、タイ法務省矯正局は22日、15年ぶりの帰国後にバンコク特別刑務所の第7エリアに拘留されているタクシン元首相について、心臓病などの症状があるため、未明に警察病院へ移送したと明らかにした。
特別刑務所長によると、22日午後11時59分、タクシン氏は不眠や胸の痛み、高血圧の症状を訴えた。矯正局病院の医師は、帰国前にタクシン氏が治療を受けていたアラブ首長国連邦やシンガポールの病院の治療記録を確認。高血圧や心臓病、肺炎、脊椎変性疾患などの警戒が必要な持病が複数確認されたという。