アジア開発銀行(ADB)は、今年タイのGDP成長率についてアジア通貨危機時のマイナス10.5%以来最も低いマイナス2%となるとの予測を明らかにした。タクシン派の赤服集団が過激化し政治情勢が悪化すれば、現在抱えている政治・経済の問題解決にさらにかかることから、同成長率がマイナス4%からマイナス5%になると予測している。 失業問題について、GDP成長率がマイナス2%となれば、失業者数が200万人増加するとしており、GDP成長率1%毎に失業者数が40万人増加するという。