タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)は保健省と共同で、デング熱に関する最新情報を発信するアプリ「RooTan」を研究開発している。デング熱の流行状況をリアルタイムで把握でき、政府が利用を呼び掛けている。MGRオンラインが報じた。
報道によると、今年1~6月の感染者は4万5000人で、死者は41人。アプリは当初、デング熱の原因である蚊の発生状況に関する情報が中心だったが、今年1月に改良版をリリース。全国のデング熱発生状況をリアルタイムで提供するほか、新型コロナウイルス感染症や大気汚染物質PM2.5、暑さ指数などの情報も提供する。
開発には日本の花王も協賛している。アプリはPlay StoreとApp Storeでダウンロードできる。