タイ字紙プラチャーチャート・トゥラキットは2日、タイの保険業界の規制当局である保険委員会事務局(OIC)のデータによると、今年第2四半期までに生命保険に加入しているタイ人は約39%で、減少傾向にあると報じた。国民総生産(GDP)に対する保険料は約3.51%、一人あたりの生命保険料は約9235バーツだった。
報道によると、昨年末時点の加入率は40.39%、今年第1四半期は39.89%だった。タイ生命保険協会会長でムアンタイ生命保険のサーラ取締役会長は、減少の理由について、貯蓄型保険の低迷を上げた。
またタイ国家統計局のデータによると、タイ人の生命保険加入率はマレーシアと同じ水準だと分かった。日本やシンガポールは、1人あたり平均3つの保険に加入しているという。
同紙は、タイ人が生命保険に加入しない理由について、「収入が低く保険料を払えないから」と見解を述べている。