タイ公共放送PBSの報道によると、天然資源・環境省鉱物資源局(DMR)このほど、タイで13番目となる恐竜の全身骨格を7月13日に発見したと発表した。
発見されたのは恐竜「ミニモカーソル・フノイエンシス」の全身骨格。全長は約60センチで、東北部カーラシン県のフーノイ発掘現場で見つかった。マハーサーラカーム大学とシリントーン博物館、フランス国立科学研究センター(CNRS)が共同で発掘した。
報道によると、東南アジア最古の全身骨格の化石で、ジュラ紀後期(約1億5000万年前)のものだという。
フーノイ発掘現場は「タイのジュラシックパーク」と呼ばれ、新種の恐竜8種やサメ、亀、ワニなどの化石が5000個以上発見されている。