タイ中央銀行(BOT)は2日、金融政策委員会(MPC)を開き、政策金利を2.00%から0.25%引き上げ、年2.25%にすると全会一致で可決した。政策金利は即日発効した。 BOTのピティ総裁補は、物価と金融の長期的安定を維持するため、政策金利の引き上げを決定したと発表した。 タイ経済は全体的に回復が続き、短期的には外需が鈍化しているものの、先行きは徐々に回復すると予測。インフレ率は目標範囲内で安定すると予想されるが、依然として上振れリスクがあり監視が必要だとした。