プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、タイ工業省工業経済局(OIE)が27日発表した今年上半期の製造業生産指数(MPI、基準年2016年=100)は前年同期比4.6%減の95.73ポイントで、設備稼働率は平均60.72%だったと発表した。
1~6月に成長した産業は、自動車(7.23%増)、砂糖(11.76%増)、パーム油(18.61%増)など。また観光業の拡大で、食品・飲料や砂糖、魚介類、調味料、ノンアルコール飲料、酒、コーヒーなどの需要が増加しているという。
6月のMPIは92.53ポイントで、前年同期比5.24%縮小した。設備稼働率は59.12%に低下。貿易相手国の経済が低迷し、工業製品の輸出が減少した。
農業従事者の6月の収入は5.99%減で、2カ月連続で低下した。