13日午後に予定されているタイ首相選挙について、現政権与党の各党はいずれも、総選挙で第1党となった野党の前進党党首ピタ氏への投票を否定した。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
報道によると、民主党は12日、前進党が王室への侮辱を罰する刑法112条の改正を目指していることを理由に、首相選挙を棄権すると決定した。
11日には国民国家の力党も112条を理由にピタ氏への不支持を表明。プラユット首相が所属するルアム・タイ・サーンチャート党も、ピタ氏の首相選出を承認しないと決定した。
またタイ誇り党は、以前から112条の改正を目指す政党を支持しないと明らかにしていた。