タイ連立与党の民主党は12日、首相選挙への対応について協議し、投票に参加しないことを決定した。タイラットが報じた。 民主党幹部は下院議員25人を招集。王室に対する中傷や侮蔑を罰する不敬罪を規定した刑法112条の改正を目指す政党を支持しないとして、タイ首相選挙を棄権することで合意した。112条の改正を目指すピタ氏の前進党が念頭にあると見られる。 また報道によると、2019年の総選挙時、当時首相候補だったプラユット氏に前進党が投票しなかったことも棄権の理由だとしている。